後は何とかしてくれ系養分くんの末路
「不動産投資で年収1,000万円以上稼ぎたいんです。」
「今の年収くらい不動産で稼ぎたいんです。」
私のところに相談に来るお客様の目標のトップ2です。これをやりたいから後は何とかしてくれ、と。もちろん、それを何とかするのが私の仕事なので良いんですが、悪い業者だと『良いカモを見つけた』とハメに来る可能性があります。
(上場企業に勤めて年収700万円以上の人とかね、注意してほしい。)
年収1,000万円を超えるには、賃貸業としてやっていくそれなりの覚悟と知識武装が必要です。
賃貸業を営む経営者という立場なのに、
あとはよろしく!
って誰が手伝うと思いますか?
だから騙されてしまうんです。
だらだら勉強して欲しいとは思いませんが、是非ポイントを押さえて頂きたいです。
ちなみに「後は何とかしてくれ系の養分くん」は以下のように失敗することが多いです。



3年後


養分くんと成功者の思考回路の違い
上記のようなことが日常的に起こっているのが不動産業界です。
仲介業者の中には儲かってくれるために尽力してくれる人もいますが、
基本的には数字が大事。
対抗できる知識がないと騙されてしまう可能性が高まります。
以下にて実例を書いてみましたのでご確認ください。
- 年収1,000万円稼ぎたい
- 買い方が分からない
- 不動産業者にいってみよう
- (カモ化)
- 年収1,000万円稼ぎたい
- そもそもどんなビジネスモデルなんだろう
- 売上を上げるには買い進めなくてはいけないな
- 年収1,000万円を達成するには幾ら分買う必要があるんだろう
- 自分の属性で再現可能な購入戦略は
- 資金調達はどこからしよう
- 金融機関の考え方はどんなものなんだろう
- ◯◯の条件なら自分のスタイルに合うし金融機関が貸してくれそうだ
- 業者に対して購入希望条件を伝えられる
- 良質な情報を紹介してもらえる
何度もお伝えしますが、
年収が手取りで1,000万円を超えるような大家は投資家というか、賃貸業を行う経営者です。スキームなんて色々あって、どの業者も基本ポジショントークなんだから、
自分が実践するスキームと適合しそうな業者をとことん利用すべきだと私は思います。
なんで融資の勉強をしないの?
どんな形であれ、不動産で収入を得るためには«不動産を購入する»必要があります。
そのお金は金融機関に融資をしてもらうのが一般的なのですが、
自分の属性だと、どこから融資を受けるのが最適なのか、
という解を自身で持っていない方が多すぎると思います。
自分がどんな金融機関が使えて、どんな購入スタイルをしようと思っていて、そのスタイルに適合しそうな金融機関はどこか。
これは自身の資産背景だけでなく、経営能力、地縁、出自や家系までもが関係してきます。
賃貸事業の経営者なのに、業者の話を鵜呑みにして行動し、
中途半端な状態になっている人も多いです。
金融機関とは長い付き合いになります。表面的な話だけではなく、自分の経営を支えてくれそうなパートナーとなる金融機関を探していく必要があります。
まずは共通言語で話せることが必要です。そのために融資の勉強を進めていく必要があると思います。